県士会のご紹介「保険部って何してるの?」

広報部

「県士会って何してるの?」
というご質問に対しての企画です。
広報部が当会の各理事にインタビューを行い、滋賀県言語聴覚士会についてみなさまにお伝えします。

はじめに

 今回は「 家守秀和 」さんにインタビューを行いました!
 

家守 秀和 さん

やもり   ひでかず

 副会長、保険部部長

詳細

・圏域:湖西
・所属:高島市民病院
・担当:POS連絡協議会、失語症意思疎通支援事業、訪問実務者研修

・経験:20年目
・領域:成人(高次脳機能障害、失語症、摂食嚥下障害、構音障害)

Profile Picture
広報部

まずは自己紹介をお願いします

家守さん

滋賀の僻地で10数年、摂食嚥下領域を中心に活動しています。
2025年問題や2040年問題を全国及び全県に比して、いち早く実感しています。
特に誤嚥性肺炎とは、共に歩んできたST人生、これからも末長く付き合っていきそうな誤嚥性肺炎。
少しでも多くの方が、ハッピーに食事が取れるように奮闘していきたいと思います。
同じ境遇の皆様、県士会で是非、ディスカッションしましょう!!
よろしくお願いします。

広報部

ありがとうございます!
よろしくお願いします。

どんな人?

広報部

早速ですが、人生の3大出来事を教えてください!

家守さん

1つ目は、31歳バイク事故を起こす!
バイク大好きで大学時代から乗ってましたが、とうとう事故を起こしました。
雨でのスリップで単独事故で良かった〜。
ただ、その後バイク禁止が下され、ノーバイクライフとなりました。
現在は、バイクはバイクでも、バイシクルで遊んでます。
因みに事故後、右肩が上がらず、未だに痛みがあります泣

家守さん

2つ目は、子を授かったことです。
3人の子を授かり、絶賛子育て中です。
男の子が野球にハマり、土日はスポーツ少年団の日々。
父も高校時代の記憶が蘇り、子供の野球にのめり込み、気付けば、野球部部長。。。
フレイル予防になり、子供たちには感謝です!!

家守さん

3つ目は、フルマラソン完走です。
大学時代、最初で最後のフルマラソン参加。
時間内になんとか完走。
2度と走りたくないかな。。。
次からはハーフでいいや。。。

どんなST?

広報部

STとして、「ここに興味がある!これは放っておけない!」ということがあれば教えてください。

家守さん

まずは、高齢者の摂食嚥下障害です。

食べられないと判断するのは簡単。
しかし、食べたい気持ち、食べさせたい気持ちに寄り添い、食べにくい機能でも、どうしたら食べていけるかを家族や支援者などと模索できるように、日々自問自答しています。
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)、終末期の摂食嚥下においても大切にしていきたいと思います。

家守さん

次に、フレイル・サルコペニアです。

私が出会う高齢者の摂食嚥下障害の大半の方が、フレイルであったり、サルコペニアに陥っている方々です。
地域でのフレイル予防が盛んになっていますが、オーラルフレイルにも注意して欲しいことを、市民及び県民の皆様に伝えていきたいと思います。
最後まで口から食べる人生を送るために、健康な時から予防を!!

家守さん

最後に、地域のSTの少なさです。

滋賀県は病院所属のSTが大半で、介護保険分野や行政のSTは数が少ないのが現状です。
医療が病院から在宅医療へシフトチェンジする動向の中、地域のSTの需要も高まっています。
現状、地域STが少ないなら、地域のネットワークづくりなど、病院にいても地域医療における一員になれるようなSTを目指していきたいと思います。

県士会活動って?

広報部

県士会活動について教えて下さい。
保険部ってどんな活動をされているんですか?

家守さん

わかりました。スライドを使って説明しますね。

まずはご質問も多く頂く、滋賀県POS連絡協議会についてです。

家守さん

次に人材育成事業についてです。

私が担当している保険部では、PT士会、OT士会、ST士会の3職種が合同で、地域で活躍できるセラピストの人材育成を考えています。
その活動の中で、リハビリ専門職の理学療法士、作業療法士だけでなく、医師、看護師、管理栄養士、行政職など多職種の方と出会う機会があり、他職種の視点で患者様の捉え方の違いを学べます。
この視点は、日々の患者様との関わりの中で、非常に重要なことであり、個人で行っているのではないことに気づけます。

是非、皆様も県士会での活動に参加して下さい。視点が変われますよ!

後輩へのメッセージ

広報部

ありがとうございます。
それでは、「今だから言える失敗談やエピソード」を教えて下さい。

家守さん

中々難しい質問ですねぇ苦笑

う~ん・・・
若い頃、ある嚥下障害の患者様を3食毎日食事介助を行なっていましたが、しばらくして自分が体調を崩してしまい、私の病欠と同時にその患者様も絶食となってしまいました。

独りで患者様を対応することは難しいです。
チーム医療を心がけて、情報共有を他職種と密にとることをお勧めします。
(このご時世、皆様は出来ていると思いますが。。。)

1人で頑張ることは、結局患者様にも迷惑をかけてしまうことを実感した、私の若気の至りです。

広報部

キラーパスにお答え頂き、ありがとうございます汗
そうですね。「食べる」ことはできるかもしれませんが、私たちSTは「食べ続ける」ことを考えなくてはなりません。そしてその為には、チーム医療は必須となります。
滋賀県において、多/同職種連携でいかに食事支援を行っていくのが適切か、考えていければ良いですね。

メッセージ

広報部

パッションと、先輩なのについプライベートまで相談してしまう、距離を感じさせないお人柄が家守先生かと勝手に感じています。
最後に、会員・県民の方々へメッセージをお願いしました。
「今回の企画が、少しでも滋賀県で働く言語聴覚士の理解や魅力発信に繋がれば嬉しい」と考えています。